不動産投資を始めるのに必要な勉強
不動産投資を始め、個人投資家としてお金を稼いでいくためには、さまざまな勉強が必要です。
その投資方法に関わることなど、興味のある分野だけ勉強している人もいますが、それだけでは足りません。
(参考)
不動産投資初心者が基礎知識を勉強するための4つの方法
例えば不動産投資の場合は、どうすれば人が入ってくれるかということや、不動産に関する税金や法律のことを勉強すれば効果的です。
しかしそれだけしか知らない状態だと、肝心な部分が抜け落ちたままになります。
必要だと思えるところで終わってしまうのではなく、もっと広い知識を持たなければ成功できないのが投資の世界です。
投資の部分だけを学ぶのではなく、どのようにしてお金を動かしていくべきなのかを考えなければ、個人投資家としての成功は難しいでしょう。
そこでおすすめなのが、『マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール』という本です。
この本は投機に関する様々なノウハウが凝縮されています。
イギリスで1976年に出版された本であるにも関わらず、今も多くの人が参考にしていることから、そのすごさが伝わってくるのではないでしょうか。
投資とはどういうものなのかという考え方は、人によってそれぞれかもしれません。
その部分をこの本では、賭けであると定義しています。
絶対に成功する方法がない以上、お金を稼ぐ方法は賭けの要素が入ってきます。
こうなると信じて投資をして、そこから利益を得られるのかどうかは、その流れ次第だからです。
ときには思い切った行動も必要ですが、ギャンブル要素の関わることはリスク管理がとても重要です。
失敗したときのことは考えたくないという人もいますし、無意識に目を背けてしまっている人もいます。
しかしそのようなことをしていても、どこかで大きな失敗をしてしまう可能性があるのです。
リスクのことを考えすぎると大きな動きができなくなりますが、まったく考えないときの失敗は、大きな損をしてしまう可能性が高くなります。
この本では12の公理が紹介されていて、それらはすべてリスクとマネジメントに関する内容です。
ないがしろにしがちなリスク管理
リスク管理は、勝ち続けているとどうしても頭の中から抜け落ちてしまいます。
まだまだ行けるはずと考えてしまうようになると、最初は意識していたリスク管理をないがしろにしてしまうようになるのです。
そうならないように、この本を定期的に読むようにしている人もいるくらい、投機において高い信頼をされている書籍なのだと知っておいてください。
昔に書かれた本のことだからと考えてしまう人もいますが、それが今でも愛読されているのですから、それだけの価値があると考えられないでしょうか。
『マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール』は、これから投資をする人も、現在している人にもおすすめの書籍です。