入居率75パーセントからの始まり
今まではアパート運用などをしてきましたが、マンションへの投資というのは資金の不安もあったのでなかなか踏み込めずにいました。
しかし、不動産会社の紹介もあって比較的良い条件の物件を見つけることができましたので、思い切って6階建てのワンルームマンションに投資することにしたのです。
最初の入居率は75パーセントくらいと、それほど高いと言える数字ではありません。
しかし、駅から10分程度の距離ですし、ビジネス街にも大学にも比較的近いところだったので、上手に運用すれば必ず入居率が上がるという自信がありましたね。
それで、メンテナンスを含めた分の融資を銀行からしてもらい、決心してこのマンションを購入して運用することにしました。
まずはきちんと修繕してネットに掲載することにした
最初からポテンシャルの高い物件だと感じていたので、購入してすぐに修繕をしっかりとすることに。
特に廊下やエントランス、エレベーターなどの共有部分が汚くなってしまっていたので、手を入れて見た目にも良くすると共に、快適な空間とするようにしました。
さらに、クリーニングをもうちょっと徹底するようにして、マンション全体の雰囲気をよりきれいかつ明るくするようにしました。
この段階で退去率が減ってきて、80パーセントくらいの入居率を維持できるようになっていたと思います。
やはりきれいなマンションだと出ていこうという気持ちが薄くなるのだなと実感できたのは大きかったです。
その後、明らかに物件の質が高くなったと納得できたので、もっとしっかりと宣伝をするようにして、不動産会社へ依頼して不動産サイトへの掲載を強化してもらうようにしました。
同時に、マンションについての良いところを不動産会社へプッシュするようにして、積極的に営業をかけてもらえるように依頼することも努力しましたよ。
1か月くらいで、思った通りの営業活動を確実にできるようになりましたので、あとはその結果を見ようと思い始めました。
入居率90パーセントを確実に維持できるようになる
こうした努力をしていくうちに、徐々に入居者が増えていくのをデータで見ることができるようになりました。
不動産サイトへの掲載は比較的早くしてくれましたので、その数週間後くらいから結果が出てきて、入居率80パーセント前半から一気に90パーセント台に行くようになったのです。
やはりネットの力は強いんだなという思いを持つことができ、ここがカギだなと感じられましたね。
そして、店舗での営業でも担当者が強く勧めてくれるようになったので、徐々に不動産会社からのダイレクトの入居者も増えてきました。
そのおかげで、最終的には90パーセント台を維持できるようになったのです。