超簡単お金の運用術 | 投資家リーマンのつぶやき

お金に関する本を読もう

インターネットで多くの情報が集められるようになってから、本を読まなくなった人は多くなりました。
だけどインターネットも万能ではありません。
本だからこそ得られる情報もあるのですから、色々な本を読むようにすると多くの知識を得られるようになります。

『超簡単お金の運用術』は、どうやって今あるお金を増やしていくのかをまとめている本です。
まさにそのものずばりと言えるタイトルで、とても分かりやすくなっています。

資産運用には、様々な形があります。
しかしそれ以前に重要なのが、どれだけのお金を運用に使っていくのかです。
そこを理解していないと、肝心なところを見落として大失敗をしてしまう可能性があるため、とても重要なところになります。

生活をしていくためのお金をどれくらい残して、どれだけのお金を投資などに回していくのか。
この本では、そういう基本的なところから解説されています。
お金の運用について考えたこともなかった人でも、すんなり始められるようになっているのが特徴です。

この部分はとてもシンプルになっていて、当面必要な生活費三ヶ月分を銀行預金にして、残ったお金を運用マネーにしていくのです。
この際にリスク運用と無リスク運用に分けることで、さらに安全性を高めています。

どんな資産運用にも言えることなのですが、しっかりとしたリスク管理ができているのかどうかで、結果は変わってきます。
最低でも大負けして破滅しない環境を作れるのかどうかで、その後の流れが大きく変わってくるものなのです。

よく資産運用をして失敗したという話を聞くかもしれませんが、最初は失敗しても良いのです。
もちろん失敗しないことがベストなのですが、失敗しても生活への影響を最低限にできていれば、致命的な問題は回避できます。

このようにできるだけリスクを負わない環境作りをしてから、どのように運用していくのかという話へ入っていきます。
それらの項目も、まず結論ありきで分かりやすくなっていて、流し読みをしていても内容が頭に入りやすいところが特徴です。

よく報告の際には、まず結論からという考え方がありますが、この本は第一章でいきなり結論を出してしまっています。
そしてその内容に説得力を持たせる説明を、第二章から書いている構成です。

こういう本から勉強を始めていけば、投資ってどうやって始めれば良いのかと悩んでいる人も、始めたくなります。
古い本だからと侮ってしまってはいけません。

もちろん金融関係の知識がある程度ないと、知らない単語ばかりで読み飛ばしてしまうかもしれませんが、そんなときはインターネットで調べれば良いのです。
それぞれの情報源を上手く活用して、投資に役立たせていきましょう。