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地方の物件は投資に向いているか

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地方の物件にあるデメリットとは?

一般的にマンションなどの不動産に投資する場合は、都心部の人口が多いところで、立地が良く利便性が高いところという条件が挙げられます。
その点で言うと、地方の物件というのは、投資には向かないものと言えるでしょう。

確かに地方の物件には、いくつかのデメリットがあります。
人口密集度が低いため、どうしても絶対的に入居希望者が少なく、満室を維持するのが難しいという点が第一です。
また、家賃の額の相場は都心部よりも低くなってしまうため、家賃収入が少なくなるというのも見過ごせない点と言えます。

もう一つのデメリットは、売却による利益を望める可能性が低いということです。
最初からキャピタルゲインを狙った投資というのは難しいことになりますし、保有を続けた後の売却という面でも難点となります。
そもそも買い手が見つけづらいという点もありますし、売却額が低くなる可能性が高いので、思うように家賃が入ってこないために売却するという選択肢が取りづらいのが難しいところです。

地方の物件のメリットは意外と多い

このように、地方の物件はデメリットが目立ち、利益を上げづらいという固定観念があるために、不動産投資には向かないと考える人が多くいます。
しかし、実際には地方の物件には意外と多くのメリットがあるので、その部分をきちんと考慮すれば投資へのモチベーションを保つことが可能です。

まず、元々の購入金額が低いため、利回りが都心部に比べると非常に高くなります。
都心部では8パーセント後半くらいあれば十分と見る人が多いですが、地方の物件では15パーセントくらいの利回りを出せる物件が見つかることも珍しくありません。

さらに、競争が少ないというのも地方ならではの特徴と言えるでしょう。
都心部では、大きな企業や資金を潤沢に持つ投資家がたくさん入り込んでいますので、収益を上げられる物件を見つけるのは簡単ではありません。
しかし、地方ではあまり多くの人が入りこんでいませんので、上手に物件を見つけられれば一人勝ちすることができる可能性もあるのです。

地方の物件への投資をする際のポイント

このように、地方の物件には都心部にはないメリットが多いので、物件の選び方次第で安定した利益を得られるようになります。
そのためにも、まず物件そのものをきちんとチェックするようにしましょう。

地方の物件には入居率があまり高くないものが多いですが、実のところその原因が物件のメンテナンス不足などにあることが多いものです。
きちんとメンテナンスをして宣伝を上手にすれば、飛躍的に入居率を上昇させられるものが多いので、物件を探していく中で掘り出し物を見つけられるかもしれません。