転職がきっかけとなって不動産投資を始めるようになった
私は一応本業としてサラリーマンをしています。
いわば副業として不動産投資をしているのですが、実際の収入は不動産投資の方が圧倒的に多い状況です。といっても、今でこそそのくらいの収入になっていますが、最初は赤字が続いてちょっと大変な状態でした。
私が不動産投資を始めたのは、赤字が数年続いても大丈夫だと思えるほどの資金が貯まった30代後半です。ちょうど転職をすることになって、ちょっと本業からの収入が少なくなったので、これを補うために貯金を投資に使いたいと思うようになったのです。自己資金も今までの貯金で十分にありましたし、仕事上で不動産取引の現状をある程度見てきたので、それほど心配せずに不動産投資を始めることができました。
不動産についての勉強をしていたのも大きい
転職によって収入が減少したのをきっかけに不動産投資を始めましたが、その下地は数年前からありました。
というのも、いずれ不動産投資をしてみたいと思っていたので、不動産についての勉強を始めることになったからです。そもそも不動産投資とは、どんな仕組みで利益を上げるのか、税務関連はどうなっているのか、物件の見方などをいろいろな情報源から学ぶようにしました。(今は初心者向けの財託管理の情報サイトも多いです)
こうした勉強によって、意外と不動産投資というのは敷居が低いもので、堅実な投資ができる手段なんだなと思えるようになったのが大きかったですね。最初は株式への投資かどちらかに集中しようと思っていたのですが、勉強を続けるにつれて不動産投資の方がいいと感じられるようになってきました。そこに転職というタイミングがあって、これならやってみようという気持ちが高まったのです。
臨時収入があったきっかけで始める人も多い
私の場合は、もともと不動産投資をしてみたいという気持ちがあったのと、転職のタイミングが重なったので始めましたが、周りの人の話を聞くといろいろなきっかけがあるみたいです。
とくに私よりもちょっと年代が高めの人たちだと、臨時収入があったために投資を始めたというケースが多いように感じます。
親の遺産であったり、退職金が入ったりということで、まとまった資金が手元にでき、それを単に貯金するだけでなく運用に回したいということで不動産を選んだ人が多いのです。
逆に、結婚や出産を機会に不動産を購入したという人も、若い世代では結構います。家族の将来を考えてということなのだと思いますが、資金を貯蓄だけにするのではなく、不動産という形で持つようにした、ということですね。
もちろん、ある程度の自己資金が必要ではありますが、堅実に利益が出る投資方法なので、家族持ちの人が投資をするにも良い手法です。