1. >
  2. >
  3. 新築物件と中古物件どちらが良いのか?

新築物件と中古物件どちらが良いのか?

SLtou7uK

どんな物件を選ぶのかがコツ

不動産投資をするときには、新築物件と中古物件のどちらが良いのかは、なかなか難しい問題です。
自分で住むことを考えるなら好みの問題も出てきますが、ここで重用なのは、いかに利益を出せるのかです。

新築物件の場合は、設備が最新であることや自分で決められるメリットがあります。
中古物件の場合はすでに決まっていますが、どうしても変えたいときにはリフォームで対処可能です。
このリフォームは、古い中古物件だと必須と言えるくらい重要です。

設備などは気にしないので、安いところに住みたいという人もいます。
しかし基本的に人は快適なところを求めるので、絶対数が多い方を基準に考えるべきです。
とことん安くした場合は利益の問題もあるので、あまり現実的な選択とは言えません。

新築物件は、当然値段が高いという問題があります。
中古物件は、新築と同じ金額でもグレードを上げられますが、物件の状態や環境によって変わってくるところがあるのです。

新築と比べて安くなるということから、中古物件の利回りは新築物件よりは良くなりますが、もう一つの問題が出てきます。
それは節税についてです。

新築物件は、鉄筋コンクリートなら47年木造なら22年で減価償却になるので、節税対策に強い特徴があります。
しかし中古物件の場合は、すでに耐用年数を超えていると鉄筋コンクリートで9年木造だと4年となるので、大きな節税効果は期待できません。

新築と中古でローンの組やすさが違う

意外と見落としがちなところとしては、新築はローンを組みやすいのですが、中古の場合は難しい場合があります。
ただしこれは物件価値が下がっている場合などなので、すべての中古物件のローンが通りにくいわけではありません。

新築物件の値段は高いのですが、ローンを組みやすく節税が可能です。
これに対して中古物件は、利回りこそ良いのですがローンを組めない場合があるので注意しなければいけません。

新築の場合は完全な状態からのスタートなので、どんな物件なのかが分かりやすいという特徴があります。
それに対して中古物件の場合は、ある程度の知識が無ければ見極めが難しいところもあります。
このことを考慮すると、不動産投資の初心者は新築、中級者以上になると中古物件を検討しても良いのではないでしょうか。

いきなりだとお金もあまりないので中古から手を出そうとする人もいますが、安物買いの銭失いになってしまうこともあります。
初期投資の額が大きくても、まずは安定性のある方法を選んだ方が失敗しにくくなるので、とても重要な問題です。

まずは明確なビジョンを持って、自分がその物件に対して何を求めているのかを考えなければなりません。
新築でも中古でも不動産は高い買物なので、まずは損をしないように選ぶ必要があります。