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経済は感情で動く

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感情は人を動かしている

この本は、行動経済学をもとに人間がさまざまな判断をおこなっている事を記述しています。
たくさんの例が紹介されているので、大変読みやすい1冊です。
行動経済学とは、心理学を経済発展に応用する為の学問となります。

本書のなかには、テスト問題やパズルもあり楽しみながら読み進める事ができます。
例文からも人が経済活動のなかで、いかに感情によってさまざまな失敗を選択しているかがわかります。

将来的に損をしない為には、合理的な考え方を習慣化する必要があるとされています。
お金の価値は常に等しいはずですが、安易に手に入ったお金の価値を低く感じる場合があります。

つまり、安易に手に入ったお金は雑に扱う傾向がある事が紹介されています。
私もギャンブルや懸賞で手に入ったお金は、すぐに使ってしまった経験があります。

人が物事を選択する時には、マイナス面を強く意識する事についてもふれられています。
私も、確かに判断する際マイナス面を強く意識するような気がします。
マイナス面だけでなく、総合的に物事を判断できる力が欲しいですよね。

自分自身を知る重要性

本質を見極める力の付け方が紹介されています。
本質がわかれば、重要な情報を誤って判断する事はなくなります。
投資家にとっても大変重要な事です。

感情と理性についてもふれられています。
両方はそれぞれ判断基準となっており、どちらかが優先される事が多いそうです。
両方バランス良く保てる事が1番良いでしょうが、実践する事は大変難しいですね。

実は、脳が意識する前に脳は活動を開始しているそうです。
この事からも、感情がいかに経済に関係しているのかもうなずけますね。
人は無意識のなかで、行動している事も多いです。

毎日している行動では、特にその傾向があると思います。
意識しないでもできてしまうからでしょうね。
おこなっていない事は、意識しないとできません。

おこなっていない事は、マイネス面を意識してしまう。
投資の考え方にも似ていますね。
全体のそれぞれの例が、つながっている事も多いです。

投資をやる理由

皆さんが投資をおこなわれている理由や好まれる投資方法も違うと思います。
投資というと不労所得の代表ですが、さまざまな検討が必要となります。
投資するにあったて、調べる事もたくさんあります。

賃貸物件の場合は投資してからも、集客や管理について対策が必要となります。
管理会社にまかせる方もいれば、ご自身でされている方もいるでしょう。
しかし、安易に手に入ったお金とは少しイメージがことなります。

投資はもちろんお金を儲ける為にするわけですが、簡単にお金が入るわけではありません。
投資額が増えると、リスクももちろん増加します。
賃貸物件の土地に旗竿地、敷地延長などを選ぶのは、さまざまな検討が必要です。

自分の判断が、感情か理性か検討するのも楽しいですよ。
皆さんにおすすめの1冊です。